NCT DREAMよ、幸せになって。
NCT DREAMってなんでこんなに泣ける。
2016年にNCT U、NCT127に続きNCTシリーズの3つ目のグループとしてデビューしたNCT DREAM
みんな半ズボン履いてるし、みんな未成年だし、チューイングガムとか言ってるし「犯罪...?」とか思いながら見ていた。しかも20歳になったら卒業というシステムがあり、なんでそんな悲しいグループを作る...?と、もう4年近く前にぼんやり思っていた。
Uや127でも活動しているヘチャンやマークもいたし、てっきり期間限定活動という感じなのかと思ってた。けれど意外とちゃんとカムバしてて「あ、結構しっかりやっていくんだな」と思ったのも、これまた昨日のようである。
そんな未成年で幼き彼らにも時間は流れた。メンバーのジェミンが活休していたり、戻ってきたかと思えばマークは20歳の制約により卒業。
そして今回のカムバをもって卒業制度は廃止になるものの、マークを戻した7人の状態でNCT Uの一部になり活動することが発表された。それぞれのメンバーは適宜他のNCTグループのどこかで活動をしたりもする。いよいよ期間限定活動っぽくなり、ガッツリカムバをするのは最後になるのかもしれない。
思えばNCT DREAMとは儚く幼き頃のまるで学生生活のようなものであったと思う。ということで本題。そこに泣かされるのである。
学生生活は無限に続くと漠然と思っていた。仲良しの子と「卒業したくないねー」とか言いながら、卒業なんてすごく遠い未来のようで、先輩が卒業して「寂しい」とか思うみたいな気持ち。
NCT DREAMにはその全てが詰まっているように思う。マークの卒業も、メンバーのわちゃわちゃとか、そう言ったものを含めて全部。グループが終わるわけではない、彼らの活動はずっと続くものである。だけれど、何かひとつ卒業してしまうようなそんな気持ちが付き纏う。今回のカムバに関してもチューイングガムと同様の構図の写真があったり、卒業アルバムのような映像もある。
こういう区切りのようなものがあると、やっぱり今までのようにはいられないことがわかるからこそ、余計に。日々の忙しさ、大人になっていく過程で「みんなで過ごした日」が思い出になってしまうことの悲しさが浮き彫りになっていく。
コロナの影響が起きる前にドリームのコンサートを観に行けたが、やはりどことなく終わって欲しくないなぁという気持ちが大きかった。今までの楽曲を彼らが等身大で一生懸命にやればやるほど「DREAMとしての集大成になってしまうんじゃないか」と思っていたから。カムバをすればするほど「このメンバーたちでずっとずっと活動して欲しい」と思う気持ちが膨れ上がっていく。
少しずつ大人になって、かっこいい大人っぽい路線も表現できるようになった。みんな身長が伸びて、声も少し低くなって、そして皆んなそれぞれに旅立つのだ。変わらないものなんてないことをDREAMから教えられるのである。
やっぱりNCT DREAMは学生生活のようである。次に活動するときは、他のグループでそれぞれ活動をした後に集まる可能性が高い。マークやヘチャン以外は他のグループでの活動経験がない。だからこそ次に集まるときはもう学生生活ではなく「同窓会」であるのかな。
そんな幼き日の成長を見させてもらったNCT DREAMには素直に嬉しいなって気持ちがあるし、これからもメンバーは成長を続けていく。きっともっと格好良くなって、様々なことにチャレンジしていくであろう。それが楽しみだ。
なんだかまとまりが無くなってしまったが、「NCT DREAM」として活動した彼らの全てを思い返すと、泣ける出来事が多かったなと思った話でした。そしてこれからも彼らが悲しむことなく、自由に活動できることを心から祈ってます。